団体として [音楽]
最近、いろんな団体にでていたり、聞いたりするのでいろいろ思うことがあってなかなかまとまらないが、、、散文的に 聞き(読み)ながしてくだされ。人によっては気分を害するかも・・・・ごめんなさいねぇ。(最初にあやまっておく)この話題はむづかしい・・・
いろんな団体にこうも続けて出ると、それぞれの団体の主義、思惑に出会えてとても楽しい。設立のきっかけ、仕切り方・・どれもが新鮮。がしかし、最近その思惑、主義そのものがなくなってきているのでは・・・という疑問が
大きく分けて2種の人がいる。もちろん、上手い、下手というわけ方もあるだろうがこの際それは問題ではなく、モチベーションが、である。
ひとつは、参加することに意義があるといった人たち。もうひとつは、参加しなおかつ何かを求めたいと追求するモチベーション高き人たち。
この二つはかなり相容れないもので、上手い下手の確執なんかよりもオケにとって致命傷になりかねない。たいていは袂を分けて、まったく違う団体として分裂することもよくある。その団内葛藤に出会うときいつも悩んでしまう。
自分は、アンサンブルをする上で大事なのはモチベーションと技量がバランスよく保たれていることだと思う。
モチベーションのみで、無謀な大曲を次々と取り上げ、仕上がりなどどーでもいい、という雰囲気のオーケストラは多々ある。もっといけないのは、モチベーションすら持たない大多数の人たちとのギャップが演奏を適当なものにしている。しかもこういう団体は確信犯がおおく、「まあいいじゃん、自分が楽しめれば」みたいな風潮が蔓延していることもおおい。
まあ、いいですよ。大事な余暇をつぶして演奏会の準備をしてきたんだから・・・好きに、気持ちよくやれば。でも名だたる作曲家の音楽を、まがりなりにもお金をとって演奏会をするのだから、いくらアマチュアといっても責任感はすこしはもたないとねぇ・・と思う。
逆に、技量のみを追い、さらに練習参加も厳しい団体もこれまた多い。しかし絶対に破綻する。そりゃあそうですよねぇ、アマチュアなんだもん。モチベーションの高さと音楽の完成度に固執するあまり団体運営そのものがあやうくなる。やっぱりやってなんぼですもんねぇ。いくらすきでも舞台に乗れなくっちゃねぇ
そこで思ったのは、「一回一回の練習は厳しい雰囲気をもって臨み、団員をそれ以上のタガにはめず」ということ。そして「最初のコンセプトどおり遠慮はするな」
変に団員だから、とかで遠慮はせず練習内容にのみこだわる。逆に初参加の人にもそれなりの練習精度を要求する。そして音楽的妥協はいっさいしない。無理とわかっていてもしない。できるかどうかはわからないが妥協はしない。
「○楽章は難しいから弾けなくてもしょうがないよねぇ」「あそこは絶対はずすよねぇ、しょうがないよねぇ」というのは絶っーーーーー対、だめーーー。そんなカミングアウトは聞きたくもない。そんなのはこっそり自分のブログに書いておいてほしい。
「アマチュアなのにきびしいー」と批判も多そうだが、基本的には上手い演奏会を迎えられたほうがよっぽど楽しいに違いない。そのほうがビールもおいしいだろうしねぇ。
P.S.モチベーションが変に高すぎて逝っちゃってる人がいちばん怖い・・・・
逝っちゃってる人・・・あぁっ、ついつい思い浮かんじゃう人が!
by あいだじょー (2006-08-09 05:59)
☆あいだじょー、ひさしぶり
くりんげんおつかれ!それに・・・Mじーくも・・・ぷぷぷ
むずかしいねぇ、あれ。
逝っちゃってるひと、いるいる!!でもべつに嫌いじゃあないんだよ、それも。
by 聴診器をもったヴァイオリン弾き (2006-08-09 08:43)