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ゾリステン後記 [演奏会]

13日はゾリステンの演奏会。もう15年くらいになるのかなぁ・・・

小編成で弦楽アンサンブルを中心に取り上げる、けっこうマニアックな集団。なにより、そのメンバー構成がかたよっている。ほぼ同じ大学オケ出身者でしかもVlaを除くパートは2,3世代でずっとやってきているのが恐ろ・・いや、すばらしい

もちろん他出身の方々もおられるしとても面白い団体でここ10年くらい毎年の行事である。ゾリステンが終わって夏がおわる、というのが合言葉。

仕事、家庭でみんな忙しい中、この演奏会だけは!という意気込みがすごい!どの音楽団体もそうだとはおもうけど、世代交代というのは永遠の課題で、成功、失敗という単純な問題ではなくその団体の方向を左右する問題とおもうが、この団体はそこをうまーく乗り切っている。Vlaに関してはここ1,2年で世代交代がすすみ、ほぼ全員10年下くらいの世代で構成されている、すごい!

でも、だまって保っていられるほど甘くはないことは、自分のオケ活動でもよくわかっている。スタッフ・トップの苦労はいかばかりか、本当にすばらしいとおもう。新しい人を入れて、新しい方向を打ち出すのは意外と簡単で、昔ながらのスタイルを維持しつつ新陳代謝する選択は、スタッフトップにとってどれだけど苦労を強いることか!本当に頭がさがります。

今年は、ショスタコ弦楽3番の合奏版、モーツァルトディヴェルティメント、モーツァルトvn協4番、とまさに旬なものばかり。たのしかったー

演奏の内容については簡単にー。緊張しましたぁ。ショスタコはシビアな音程、モーツァルトはその音楽性、音質・・・どちらかといえばモーツァルトのほうが精神的にきつかったなぁ。でもよい演奏会でした。

1st6人は、3世代くらいの同じ学生オケ元コンマス・コンマスなのでまさに「同じ釜の飯をくった」先輩後輩。そりゃあなんとなくお互いにやりたいことなどが伝わるのでとても面白いこういうものは上手い下手とかではないんですねぇ、と毎年思い知らされる・・・・。

あと、大きなオケばかりやっていて、たまにこういう規模のアンサンブルに出るととても勉強になる。右手のなんて堅かったこと!音質のバリエーション、ニュアンスの大事さをあらためて身につまされる・・・反省材料が山盛り、そういう意味でもこの夏の演奏会ははずせない。

ことしもゾリが終わった、2006の夏も終わり・・・・って、今年はまだある!がんばらなくっちゃぁ

 

 


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コメント 4

ようちゃん

演奏会、お疲れさまでした。
弦楽ゾリステン、良いですね、私もこういう弦楽アンサンブル団体で、腕を磨かないと、その内、ついていけなくなります。
オケの新陳代謝。私の所属オケも20年が経過し、若い新しいメンバーも入ってきてはいますが、ふと、見回すと、中年世代になっています。私も創立から参加していますし。いつかは今のオケをリタイアしないといけない時期がくるのかなぁ~、と考えると、ちょっと寂しい気もします。まだまだ次の20年は居たいけれども・・・どうなんでしょうね、世代交代、うーん、自分の研鑽次第でしょうか。
by ようちゃん (2006-08-16 00:03) 

mozart

初めまして。mozartと言います。東京在住のアマチュアヴァイオリン弾きです。(弾けてるかどうかは別ですww)
 mozartは生誕250周年、ショスタコは100年でしたっけ?本当に旬ですねwwでも演奏会でこれだけのプログラムをこなせるのは凄い事だと思います。これからも読ませて下さいね!宜しくお願い申し上げます。
by mozart (2006-08-26 05:15) 

聴診器をもったヴァイオリン弾き

☆mozartさん コメントさんくすです。
今年、何回弾いたし、聞いたことか・・・まだ残り数ヶ月あるので・・・
でもモーツァルトはやっぱり天才ですねぇ、何べんやってもまだまだやり足りないです。去年シンフォニー41番をやりましたが、あと5回はやりたいです。まだ遣り残したことがやまほど・・・
by 聴診器をもったヴァイオリン弾き (2006-08-30 17:50) 

おさかな♪

お疲れ様です~♪
素敵なアンサンブルが聴こえてくるようです^^。
by おさかな♪ (2006-09-04 21:04) 

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